何故リーフを買うことになったのか 2
旧友がなぜか突然「いつごろ納車?」とLineで聞いてきました。正月早々に契約した時にLineを送ってそれっきりだったのですが、なんだろうと思いつつ現状を報告しました。で、それっきりです。多分彼の事ですから思い出したところで聞いてみたけど取りあえず興味ないからそれでいいやということだと思います。なんかテンション下がります。さて、購入の経緯其の2です。
12月に入り、さすがにそろそろ車検切れが気になってきました。有難いことに賞与も出るので車検準備をしようと思ってディーラーに連絡を入れました。それまでの間にももし買い換えるならという前提でエクストレイルやセレナの見積もりを取ったりしていましたが、どちらも決定打が無く、結局車検を通すことになるなと思っていました。
ディーラーで車を見てもらい概算見積をつくってもらっている間も上記の2台を見ていました。エクストレイルはかなり気に入っているのですが、マイナーチェンジがかなり近そうで且つそれなりに内容が変わりそうなので今買うのは躊躇してしまいます。セレナはプロパイロットなど興味を引く装備が多いのですが、少々お高いなと感じるのと、何よりエルグランドよりかなり狭くなってしまうところが乗り換えの意欲を削ぎました。(ちなみに現行のエルグランドはそもそもE51より狭くなってしまっているので最初から対象外です。なんであんな馬鹿なモデルチェンジしたのか分かりません。アルファードがでかいままなのを見ると、トヨタに比べて日産は本当にセンスが無い、客が分かっていないと思います。)
そうこうしていると営業さんが見積もりを持ってきてくれました。今にして思えば買い替えを促す為にかなりふっかけられたのだと思いますが、全部で80万位の見積もりが出てきました。更に、これで直すのは現在明確に不具合が出ているところだけで、懸念のあるパワステポンプは手を付け無い想定になっておりこちらもいつ壊れるか分からないと言われました。50万くらいはかかってしまうと思っていたのでそこは諦めるつもりだったのですが、さすがに100万に手が届きそうになると躊躇します。営業さんは私がE51を気に入っていることを良く知ってくれているのですが、申し訳ないけれどここまでお金をかけるべき車ではない、乗り換えを検討してほしいと言ってくれました。
車検切れまで1ヶ月強の段階でこのような状況になり、当時の私は正直相当焦っていました。
つづく。
セカンドカーを考える
昨日は子どもの通院で止む無く休みを取りました。病院のハシゴとその混みっぷりにすっかりやられてへとへとです。
せっかくの平日休みだったのにクリスマスのイルミネーションを外す以外には何もできませんでしたが、一日中下の子と一緒にいたので色々な話が出来ました。そこで出てきた車の話です。
書く書くと書きつつ全く進まない購入の経緯が無いと分かりにくい話なのですが、今回のリーフ購入は私としてはあまり心が浮き立たないのです。
前の家に住んでいたころ駐車場代の負担が大きく、一時期車を実家に預けたことがあったのですがその際にさんざんレンタカーで乗りました(リーフはいつも割引キャンペーンをやっていてお得だったのです)ので、知りすぎていてつまらないのです。
(勿論、比喩的表現です。オーナーになっていませんから分からないこともいっぱいあると思いますが、普通車を買う前って試乗とか雑誌記事の知識とかくらいしかインプットないと思うので、それに比べたらという意味合いです。)
新しいものを手に入れる時はとてもわくわくするたちなのですが、今回は新しいもの感が薄すぎて非常に冷めている状態なのです。一生に何回も出来ない高額の買い物なのに実に不幸です。唯一、ボディカラーだけは未だかつて見たことが無い色を選択したので新鮮なはずですが、こちらは今現在逆に不安しかありません。正直やっちゃった感でいっぱいです。多分こじらせ中年という二つ名を得ることになるでしょう。とほほ。
こんな状況なので、実際には買えませんが5年間の間にしっかりと節約することで溜まるであろう(希望的観測)軍資金をどんな車に使うのかで盛り上がっています。子どもと熱い議論を戦わせました。無い金で買うものの話をすることは間抜けではありますが、まあ楽しいからいいかと。
候補として最有力なのはやはりミニバン・1BOXです。子どもたちはそろそろ一緒に旅行に行ってくれなくなる年頃なのですが、一応自転車やスキーを趣味と称しておりますのでそういったところに燃料の心配なく行けて、仮眠が取れる車は捨てがたいです。セカンドカーという想定ですからここはキャンピングカーかトランスポーターを購入したいところです。普段は若干使い難そうな気もしますが、それなりに潰しは効くでしょう。
もう一つの候補が少し古めのマニュアル車です。元々S13とかR32とかに乗ってみたかった口なので、ここで思い切ってGT-Rの中古でも買ってしまうのも楽しそうです。最近、お父さんが助手席に男の子を載せて学校に連れてきている姿を見てすごくうらやましくなってしまいました。子どもたちには大好評の案なのですが、そもそも今回の車選びの理由の一つが燃費なのに、ここでリッター5kmの車を買うのは本末転倒です。また、妻が運転することはほぼ絶望になりますので出先でビールを飲むことは不可能になってしまいます。ついでにユーティリティもリーフと大差ないかもっと悪くなってしまいます。
そんなわけで検討の結果お父さんはキャンピングカーを買うと宣言したら子どもが大変がっかりしてしまったのでこの話は終了。時間つぶしには良かったです。
何故リーフを買うことになったのか 1
週末は忙しくしていてなかなかブログが書けません。バイクの車検も重なってしまったので本当にバタバタでした。こういう時こそ前に書いておいた記事ですよね。どうして今回リーフに乗り換えることになったかというお話です。
事の始まりは15万キロ近く走行したうちのエルグランドから異音が出始めたことでした。
クーラーをつけるとエンジンルームからゴロゴロというかカラカラというか、どちらにせよ回転している部分にガタが来てるような音がし始めたのです。最初は聞こえたり聞こえなかったりだったのですが、夏の終わりのころには必ず音が出るようになってしまっていました。仕方ないので12か月点検で申告し、チェックをしてもらいました。
その結果、
・エアコンコンプレッサーのプーリーにガタ。交換が望ましい。
・リアサスペンションのダンパーオイル漏れ。車検時要交換。
・パワーステアリングポンプオイル漏れ形跡あり。車検時オイル漏れあれば要修理。
・エンジンオイル上がり傾向確認(オイル漏れの形跡はないけれどオイル消費が激しい)
とのことで次の車検は考えてほしいと言われてしまいました。
ちなみにこの点検の前に大がかりな整備としては
・前後ショックアブソーバー交換(9万キロ)
・フロントホイールハブ交換(14万キロ)
くらいしかやっていなく、半年に1回の点検費用とガソリン代以外は大変優等生だった車だったので正直大ショックでした。
(あと、直してないけど16万キロで左前フェンダーを凹ませました。これはこれで大ショックでしたが走るのには影響なかったので)
それでもエンジンに添加剤を投入したところオイル消費については治まったので、大整備を行ってあと車検2回は乗ろうと思っていました。つづく。
六曜
六曜は気にする方の筈です。エルグランドもレグラスも納車は大安を選びました。その流れを受けるとリーフも大安納車にしたいのですが、2月で受け取りが出来そうな大安は19日の日曜日か25日の土曜日。どちらかというと日曜日の方が都合がいいのですがこれまでの話からすると19日に納車準備できているというのはちょっと期待できないのかなと思っています。悩ましい限りです。
とか思ってたら、そもそも契約した日は全然そんなこと考えてなかったので確認してみました。何とビックリ先負でしたが、その日は朝一でディーラーに行ってしまっています。先負って急いで何かを決めることを避けるべしって書いてあります。思いっきり焦って決めちゃいましたよ!でも書類をそろえて契約書を作ったのは翌日・・・って仏滅です!!車を引き渡した日は赤口!!!全てダメダメです。
今回の乗り替えは色々と失敗したんじゃないかと思うことが多いんですが、ちょっとこれはダメージでかかったです。凹んでます。せめて納車日は間違わないようにしたいと思っております。
フォルクスワーゲンさんから電話をもらいました
実はリーフを買う際に競合として検討したのがVWでした。頭金が当たるというキャンペーンに応募したのですが、当選を見る前にディーラーさんで一発逆転の事態が生じたため結果を見る必要すら無くなってしまいました。(ちなみに1週間後に落選通知が来ました)。
今回はその1週間後に当たる為、全然お店にも来ない客へのフォローだったのでしょう。残念ですが車を注文済みで納車待ちという今の状況では話が弾むはずもなく、その事実だけをお伝えして通話は終了しました。もう少し早くから商談できていればひょっとして違った出会いがあったかもしれなかったと思うと残念です。めったにない機会ですから商談も楽しくやってみたかったですね。
さよならエルグランドの続き
昔から文書が長いと怒られます。今回も長いです。
ガソリンスタンドを出るとすぐ高速に乗りました。モコが付いてきているのでそんなに飛ばせません。上の子は最後なんだから踏んでよと言います。下の子は一番後ろの列に行って静かになっています。サスが抜けているせいで3列目はピッチングが酷いので、車酔いしないかどうか心配になりました。そしてETCのゲートで事件は起こります。
なんとゲートが開かないのです。生まれて初めてゲートバーを押しのけてしまいました。車を停めると妻が後ろでハザードを焚いてくれています。どうやらナビの配線を抜いた時にETC受信機も切ってしまったようです。大失敗です。妻は自分の事は気にしなくていいから好きなスピードで走って行って、目的地で合流しようと言ってくれました。
お言葉に甘えて少しアクセルを開けました。タイヤもツルツル、サスも抜けている、ボディもヤレヤレ状態なので走りもへったくれもないのですが、エンジンだけは調子がいいので気持ちよく吹け上がっていきます。予想通り3列目がぼんぼん跳ねています。下の子はこれまた予想通りに気分が悪くなってしまったようなので、ペースを落として妻を待つことにしました。元々E51は新車状態でも3列目は結構揺れる車だったので酔うのは無理もないことです。
目的地でモコと合流しました。妻がエルグランドが走っている姿を初めて外から見たら胸に迫るものがあった、私も見てみたらどうかと勧めてくれましたが、それこそ辛いことになりそうなので遠慮しておきました。みんなで流行の映画を見ました。面白かったのですが会話はあまり弾みませんでした。
そして最後の行程、ディーラーまでの数キロとなりました。エルグランドの後ろからモコが付いてきます。あんなに気分が悪いと言っていたのに下の子は一番後ろの席にいます。彼にとって最後列は自分だけの特等席だったのでしょう。助手席に陣取る上の子は普段はあまり使わないスイッチを押したがります。四駆の切り替え、ATのモード切替、リクエストに応えました。四駆にすると前輪のデフが唸りだします。ATのモードは分かりにくかったようです。最後にもう一回アクセルを開けろとせがまれましたが、一般道ですから断りました。走っている辺りは4年前まで住んでいた街です。ずいぶん景色が変わりました。私は引っ越しを選んでこの景色を日常から失ったのですが、今回はその景色の中にいた車を失います。この車はこの街に引っ越し、妻と結婚し、上の子が生まれた後に買ったものです。この車を買った時、この街から去ることになるなんて思ってもいませんでした。随分とおセンチな話ですが、私はもう感情が停止したようになっていました。
ディーラーを出てから数百メートル、最後のメーターの写真を撮るのを忘れたことに気づきました。上の子は戻ろうと言いました。私はもう振り返らないと決めていましたので断りました。下の子がエルグランドでもっといろんなところに行きたかったと泣いています。全然特別な車じゃなかった。レンタカーでエルグランドを借りたって全く一緒です。それでもうちの家族はあのエルグランドが大好きでした。最高の車だと思ってました。これからもそうだと思います。
このメーター画像は少し前に撮影したもので、記録としては全く意味がありません。この後400km位は走っています。それでも、私が最後に自分で記憶したエルグランドのメーターです。本当にありがとう。
さよならエルグランド
車検切れが間もなくとなったエルグランドと昨日お別れをしてきました。
またあとでゆっくり書きたいと思います。さびしい気持ちでいっぱいです。
先のエントリーにも書きましたが、月末で車検が切れるエルグランドを運べる機会がこの日曜日しか無かったので、引き渡しに行ってきました。
この日は午前中学校で主催しているイベントの運営をやってきました。上の子は英検の試験があり不在でしたが、下の子は珍しくついてきてイベントに参加していました。最後にみんなでゲームをやり、そこで学年別一等賞を取り景品を受け取ってご満悦でした。言朝からイベント終了までは忙しく、感慨に浸る間もなくとにかく荷物を早く降ろさないとと焦っていました。
昼過ぎに上の子が帰ってきて、みんなでディーラーに向かうことにしました。私の購入先は昔からの付き合いで車で小一時間かかる他県です。帰りの電車賃を考えると車の方が安くつきそうなので妻にモコで付いてきてもらうことにしました。ちょっとしたドライブになるので、ついでに近所にはないIMAXシアターで映画を見て、帰りには晩ごはんを食べてくることにしました。
出発の前に上の子が車の記念写真を撮ろうと言い出したので、みんなで1枚と私だけで1枚、写真を撮りました。その後上の子が一生懸命雑巾で車を拭きはじめました。そんなことをしていたら時間が無くなってしまうので、私は洗車機をかけてから出発することを提案し、最後のドライブはいきなり寄り道からのスタートとなりました。
妻のモコを後ろに引き連れ、エルグランドは走り出しました。車内は私と子ども二人です。上の子が取り外したナビの事をいろいろ聞いてきます。面倒だなと思いつつ思い出話として答えました。
ガソリンスタンドに着き、洗車機を待つ間は洗車の話になりました。そういえばここ2年くらいは自分で洗車をしていません。最後の日である今日も洗車をしませんでした。車に対する愛情が薄れているなあと反省しましたが後の祭りです。
子どもたちを載せたまま洗車機に入るのは何年ぶりでしょう。しばらく見たことの無い景色に二人はワイワイ騒いでいました。後ろに濃色のエルグランドが付いています。マイナー後のモデルです。あの車はこの後綺麗になって色々なところに走って行くのでしょうが、私の車は終着点に向かうだけです。
洗車が終わったところで、一度車から降りて綺麗になったエルグランドを見ました。汚れが目立たない色だったので最近は本当に気にしていませんでしたが、数か月前、私がうっかりぶつけた左フェンダー以外はこのまま廃車になってしまうのが嘘のようでした。もう一枚記念写真を撮ろうと子どもが言いましたが、いいよと言って車に乗り込みました。つづく。